多くの人が、新人看護師時代に怖い先輩に出会った経験があると思います。特にちょっとしたことでよく怒られたという人もいることでしょう。こうした先輩たちだって別に怒りたくて起こっているわけではありません(中にはそういう人もいるかもしれませんが)。
先輩たちが怒っているのはあなたに対してでなく、あなたが引き起こした事態に対してです。まずはそこから考え方を変える必要がありそうです。
また、こうした先輩たちの大半が、自分たちも新人時代に先輩からこのように指導されてきた経験を持っています。いわゆる叩き上げの世代です。
しかし、近年の新人看護師がこれまで受けてきた指導は違いますね。ゆとり世代と言うつもりはありませんが、基本は一つの物事について、教育する側も教育を受ける側に立って一緒に考えてみる。そういうタイプだったのではないでしょうか。

こうした世代の人が、いわゆる叩き上げ世代、今の年代で言うと30?50代の人と一緒に働くと、その考え方の違いに大きなショックを受けることがあります。
何かにつけて怒られるのではないか・・・そのように考えながら働くのは憂鬱以外の何者でもありませんね。
しかし、先輩から逃げることはできませんし、そうした先輩が今後変わっていくこともあまり期待できません。なぜなら、そのように教育されてきた人たちだからです。
そこで重要なのは悩まないことです。こうした人はこうなのだと理解し、その人が怒っているときに、その怒っていることについて真剣に考えることです。何度も言いますが、別にその人は怒りたくて怒っているわけではありません。その人にとって怒るべき出来事がそこに起こったからなのです。シャレではありませんよ。
ですから、まずは先輩が怒っていることについて、どうしてそうなってしまったのかを考えることです。必ず何らかの原因があるはずです。

とはいえ、ごくまれにではありますが、本当に単なるパワーハラスメントである場合も考えられます。その点は重々注意が必要です。場合によっては労働基準監督署に出向くことを考えても良いでしょう。
いずれにしても、看護師として憂鬱になってしまうことを避けるためには、まずは考え過ぎないことです。出来事には必ず原因があります。良いことも悪いことも。
なので、悪い事が起こったらその原因を考え、それを解決するための努力を続けることです。そうしているうちにいつも怒っていた先輩が怒らなくなり、しまいにはあなたを頼りにするようになることでしょう。